2018年6月6日水曜日

時計の長針の読み方をどう教えるか問題

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娘にひらがなもカタカナもたし算も教えたのだが「時計の読みかた」だけはどうやって教えたらいいのかわからない。
自分自身、どうやって覚えたのだろう。


短針はかんたんだ。
「短い針が3を指していて、長い針がいちばん上にきていたら3時」
これは娘もすぐ理解した。

だが長針がむずかしい。
大人に教えるのはむずかしくない。「長い針が指している数字を5倍した値が分を表すんだよ」でいい。
だがひき算も理解していない四歳児に「5倍」は伝わらない。

これはもうただただ暗記させるしかないのだろうか。
「3を指していたら15、5を指していたら25だよ」と。
ぼくもそう教えてみた。すると娘は言う。「なんで?」

なんで? そりゃそうだよね、当然の疑問だよね......。

なまじっか数字があるのがよくない。
これが「カメは5分、アヒルは10分、ウサギは15分……」だったら子どもはすぐに覚えてしまうだろう。子どもの記憶力は大人とはくらべものにならないから。
だが「1は5、2は10、3は15……」と言われると、「なんでそんなややこしいことするの?」となってしまう。

どうやって教えたらいいんだろう、とあれこれ考えてみた結果、達した結論はこれ。

「まっ、そもそも幼児が分刻みで行動することもないから今のところは読めなくてもいっか」

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