はじめて、Twitterでバズるということを経験した。
ぼくのおじさんは高田純次みたいな人なので、ことあるごとに— 犬犬工作所 (@dogdogfactory) 2019年3月9日
「迷ってるんだったらやってみなよ。大丈夫だよ、君が失敗したって困るのはおじさんじゃないもの」
と言っていた。
テキトーな人だと思ってたけど、今思うとすごく誠実な態度なのかもしれない。
ツイートから5日経過した時点で、13,000回以上リツイートされ、40,000近い「いいね」がついている。
インプレッション(表示された回数)は180万回を超えている。
ひええ。テレビの不人気な深夜番組だと視聴率1%を切るというから、それよりも見られているわけだ。
人気アカウントの持ち主からしたらめずらしいことじゃないのかもしれないけど、ぼくのツイートなんてふだんは「いいね」が3個ついたら多いぐらいなので、もうすっかりびびってしまった。
はじめは「おっ、なかなか好評だな」とうれしかったんだけど、そのうち通知が止まらなくなり、1秒ごとにリツイートや「いいね」がどんどん増えていくのを見ていると、胃が痛くなってきた。
自分の言葉が自分の身体を離れてひとり歩きしているという感覚。
今回はたまたま毒にも薬にもならぬ内容だったからよかったけど、ぼくは不謹慎なこととか特定の団体批判とか政治色の強いことなんかも書いているので、もしもそういうツイートがここまで拡散していたらと思うとぞっとする。
バズったことで、いろんな発見があった。
まず、けっこうフォロワーが増えること。1日で100人ぐらい増えた。ありがたい。
Twitterから流れてブログ記事を読んでくれる人も増えた。
ぼくは、Twitterをブログの更新告知ツールと位置づけているので、これがいちばんうれしい。
あとツイートに対していろんなコメントがつくのが愉しい。
これが賛否両論だったら精神的に耐えられなかっただろうけど、今回は内容が内容だけにほとんどが肯定的なコメントで助かった。
なんかいろんな人がいろんな解釈をしてくれる。
- 他人に迷惑をかけないならやってみろ、ってことですね
- やりたいならやればいいが責任は自分で持てよ、ってことか
- 実は背中を押してくれる優しいアドバイス
ぼくが伝えたかったことは 「ぼくのおじさん、こんなおもろい人やでー」 ぐらいだったので(悪口みたいに聞こえたらイヤなので最後にフォローをつけたした)、自分の何気ないつぶやきがいろんな意味に解釈されていくのはおもしろい。
文章から何を読みとるかは読み手の自由だしね。
いちばんおもしろかった反応はこれ(知らない人だけど勝手に引用)。
これ、数万件のいいねリツイートがついてるけど、自己責任て言うと怒る人たちがいたり。言い方でこうも反応が違うものか。 https://t.co/0zbuk1Ic5i— 中嶋よしふみ (@valuefp) 2019年3月11日
たしかになあ。
「挑戦してみろよ。自己責任で」だとずいぶん冷たい印象になるよなあ。言ってることは同じなのに。
ちなみにこのツイートに出てくるおじさん、実在する。
以前にこのおじさんのことを書いた記事がこちら。
おじさんじゃないもの
この記事は数十人に読まれただけだったけど(それでもすごくありがたいことなんだけど)、ほとんど同じ内容なのにTwitterだと100万人に見てもらえるんだなー。
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