2022年3月2日水曜日

動物キャラクター界群雄割拠

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 各動物ごとの、国内知名度1位動物キャラクターについて考えてみた。


ネズミ

 これはもうミッキーマウスで決まり。異存はあるまい。

「某ネズミのキャラクター」といえば誰もがミッキーマウスを思い浮かべるぐらいに圧倒的なパワーを持っている(版権の厳しさをネタにされるから、ってのもあるけど)。

 ジェリー(『トムとジェリー』)、ぐりとぐら、メイシー、ねずみくん(『ねずみくんのチョッキ』シリーズ)などはとうてい足下にも及ばない。

 1位がミッキーマウス、2位がミニーマウス。この座は揺るがない。唯一善戦できるとしたらピカチュウぐらいか。あいつをネズミと見なしていいのであればだけど。

 

イヌ

 これまた世界に通用するキャラクター・スヌーピーが圧倒的知名度を誇る。主役じゃないのにこの知名度。「主役じゃないのに主役よりはるかに有名ランキング」があるとすれば、これまたスヌーピーが上位にくるだろう(ピカチュウと一、二位を争うぐらい)。

 犬のキャラクターで他におもいつくのは、プルート、グーフィー、ポムポムプリン、シロ(『クレヨンしんちゃん』)など。どれもぱっとしない。イヌってペットの定番なのに、なぜかキャラクターとしてはあまりかわいいやつがいない(愛らしいのってリトル・チャロぐらいでは?)。ケンケン(『チキチキマシン猛レース』)とかイギー(『ジョジョの奇妙な冒険』)とか、かわいくないどころか憎らしいもんな。

 ちなみに小さい子がいる家庭に限ればワンワン(『いないいないばあっ!』)が1位になりそうな気もするが、あいつはほぼ人間だからな……。


ネコ

 ダントツ有名なのはハローキティだろう。やつの強みは、誰とでも寝る節操のなさ 何とでもコラボする社交性の高さ。

 しかしネコのキャラクターってたくさんあるようで、案外思い浮かばない。ジジ(『魔女の宅急便』)、トム(『トムとジェリー』)、タマ(『サザエさん』)、タマ(『うちのタマ知りませんか』)、ねこ(『すみっコぐらし』)、トロ(『どこでもいっしょ』)……。意外と地味だな。
 化け猫のイメージがあるからか、なぜか妖怪化したやつが多いのがネコキャラの特徴。ジバニャンとかネコバスとかひこにゃんとか。


クマ

 日常的になじみのない猛獣でありながら、なぜかキャラクター界では絶大な人気を誇るクマ。

 プーさん、くまモン、ダッフィー、リラックマ、パディントン、ジャッキーなど人気者がひしめきあう。知名度ではプーさんが圧倒的人気だったが、ここ数年でいえばくまモンがそれを抜いたかもしれない。とはいえひこにゃん人気があっという間についえたように、くまモンの人気もいつまで続くかわからない。まだまだクマキャラクター争いからは目が離せない。


ウサギ

 1位はやはりミッフィーか。本名ナインチェ・プラウス、過去の名はうさこちゃん、と複数の名を持つキャラクターだ。本名でない名前がここまで広まっているのはミッフィーくらいのものだろう。

 かわいくないやつが多いイヌ界とはちがい、マイメロディ、ピーターラビットなど、ウサギのキャラクターはただ純粋にかわいらしいやつが多い(ピーターラビットは性格がかわいくないけど)。
 かわいくないウサギキャラといえば……ウサビッチぐらいかな。


トラ

 寅年なのでトラのキャラクターを考えてみたが、しまじろう、ティガー(『くまのプーさん』)、トニー(コーンフロスティ)あたりが横一線で並んでいて、「トラといえばこれ!」というほどの知名度のあるキャラがいない。しかもどれもあんまりかわいくない。

 これから動物キャラをつくるのであれば、トラはねらい目じゃないですかね。トラの赤ちゃんはかわいいし。



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