四歳の娘は保育園でいろんな男の子と仲良くしている。
元気な子、おとなしい子、やかましい子、恥ずかしがりやな子、いろんなタイプがいるけれど、共通しているのは「優しい子」という性質だ。
優しいというより「意地悪をしない子」。
あたりまえなんだけど、意地悪をしてくる子は嫌い。
そのあたりまえのことに気づくのに、ぼくは二十年以上かかった。
子どもの頃、学生の頃。ずっと女の子に意地悪をしていた。好きな子にも、そうでない子にも。
もちろんモテなかった。バレンタインデーに母と姉以外からチョコレートをもらったことがない。
モテるためには「かっこいい」とか「おもしろい」とか「スポーツができる」とかいろんな要素があるけど、「意地悪をしない」はモテる条件というより、最低限クリアしないといけないハードルなのだと今にして気づく。
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