ルール
■ 本の中から一文だけを抜き出す
■ 一文だけでも味わい深い文を選出。
ただねえ、阿呆は「阿呆っていいね」と言ったとたん腐るというかね。
(杉本 恭子『京大的文化事典』より(森見登美彦の台詞))
そのことをビートルズが教えてくれた。
(東野 圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』より)
そして時には贈るだけではなく、大切なものを燃やしたり、粉々に破壊したり、海のなかに放り投げたりもします。
(伊藤 亜紗 他『「利他」とは何か』より)
今日のピンクグレープフルーツの大半が、放射線によって突然変異を起こしたこれらの植物の子孫なのです。
(ライアン・ノース(著) 吉田 三知世(訳)『ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド』より)
そしてその「戦争の始まり」とは、つまりは政治の失敗だ。
(清水 潔『「南京事件」を調査せよ』より)
あんたは自分が変わってると言われたいがために娘に変な名前をつける人間なんだな。
(津村 記久子『まともな家の子供はいない』より)
ねえ、こんな経験してる婆さん、滅多にいないよね?
(桐野 夏生『夜の谷を行く』より)
ダンナの実家に初めて行って料理を手伝わされる嫁みたいな気分だ。
(高野 秀行『移民の宴』より)
中学生は、鳥の群れのようなものだ。
(奥田 英朗『沈黙の町で』より)
「うへ、嫌味言うんだ、そんなやつ、ぶっ飛ばしてやれ!」
(角田 光代『対岸の彼女』より)
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