ルール
■ 本の中から一文だけを抜き出す
■ 一文だけでも味わい深い文を選出。
まずはエロ。
(半藤 一利『B面昭和史 1926-1945』より)
「あんたらに復讐する権利がある」
(深谷 忠記『審判』より)
「50カ国全てから、<国民主権>や<公共>という非効率な概念が、やっと取り払われるんです」
(堤 未果『政府はもう嘘をつけない』より)
そのため、従来型の生物たちはばたばたと滅んでいったのです。
(藤岡 換太郎『海はどうしてできたのか 壮大なスケールの地球進化史』より)
彼にとって、世界とは、ゴキブリの活字で埋まった新聞紙にすぎなかった。
(三島 由紀夫『命売ります』より)
自然科学の世界でも、自分の意見に固執しすぎると、悪魔に首を取られるかもしれない。
(花井 哲郎『カイミジンコに聞いたこと』より)
卒業式がどこかへ飛んでいく。
(朝井 リョウ『少女は卒業しない』より)
私は亡くなった友人と出会い直したのだ。
(中島 岳志『自分ごとの政治学』より)
ジョージは生まれてはじめて阿呆になったような気がした。
(アーサー・C・クラーク(著) 福島 正実(訳)『幼年期の終り』より)
チーズの表面はダニの糞や脱皮殻の層でおおわれ、それをとりのぞいてみると、無数のダニがうごめいているのが見えます。
(青木 淳一『ダニにまつわる話』より)
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