三歳の次女。
時間の概念がよくわかっていない。まあこの年頃の子はそんなもんだ。
未来のことはどんなに先でも「明日」だし、過去のことは半年前であっても「昨日」だ。またお昼寝の前のことも「昨日」になる。〝寝た後〟の出来事がすべて「明日」で、〝起きる前〟が昨日になるようだ。
ただし数はかぞえられるので、「あと五日たったらプールに行くよ」は伝わらないが、「あと五回保育園に行ったらプールに行くよ」は理解できる。
そんな次女だが、最近未来の話をするようになった。
ただそれがちょっと変わっていて、「大きくなったら〇〇になる」ではなく、「大きかったときは〇〇をしてた」と過去形で未来を語るのだ。
さらにそれに空想が入り混じる。まったく知らない子の名前を急に挙げて「ラルラちゃんは(自分の名)ちゃんの六歳のときの友達」とか、テレビに映った家を見て「(自分の名)ちゃんがお仕事をしてたときはここに住んでたんやで!」と言ったりする。
まるで未来から来た人みたいな話し方をするのでなかなかおもしろい。
こういうことは子どものある時期だけのことで、ちゃんと書きとめておかないとすぐに忘れてしまう。
ぼくが老人になったときにも、このことを覚えてたんやで!
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