『国家はなぜ衰退するのか』という本にこんなエピソードが載っていた。
大統領が権力をふりかざして宝くじに不正当選してしまう国……。
ジンバブエ国民には申し訳ないけど笑っちゃうな。
当事者からしたら悲劇でしかないけど……。
ムガベ大統領が何をおもって宝くじの当選者を自分にしたのかわからないけど、ばかすぎる。
私腹を肥やしたいならいくらでももっといい方法があるだろうに。ここまで国民の反感を買わずに済む方法が(じっさいそういう方法もやってるんだろうけど)。
他人に便宜を図るために宝くじを当選させてやった、ならまだわかるんだけど。
本邦にも友だちのために国有地を安く売却させる便宜を図った政治家がいるし。
でも、ばかすぎてかえって許せるような気もする。
恥も外聞も気にせずそこまでやられたらもう「んもう、しょうがねえなあ、あいつは」と笑うしかない。
新人文学賞の応募作品を募集しておいて芸能人の書いたどうしようもない小説を「これが大賞です!」というような姑息な真似よりはよっぽど潔いとおもうぜ(いつまで言い続けるんだ)。
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