読書感想文とエッセイとほら話
2015年9月3日木曜日
おっさんだけどおっさんじゃなかった
50歳くらいの小太りの男性が、駅前に立っている。
全身から汗をかき、うちわでぱたぱたぱたぱたとせわしなく扇いでいる。
そこにやってきた、連れの男性(こちらも50歳くらい)。
「おまえ、そんなだらしない格好してたらおっさんみたいやで」
お っ さ ん み た い や で 。
ぼくの目にはどっからどう見てもおっさんにしか見えなかったのだが。
まさかおっさんじゃなかったなんて。
いやあ、人は見た目によらないものだ。
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