美人局。
びじんのつぼね、ではなく「つつもたせ」と読む。でも春日局は「かすがのつぼね」が正解。
それはそうと、すごい名前だよね。美人局って。
要は犯罪者じゃん。弱みを握らせて恐喝するっていう。それを「美人局」と呼ぶ。「美人」は褒め言葉だし、「局」は位の高い人につける敬称。犯罪者なのに褒めそやしすぎじゃないか?
なんだか、美人局という名前をつけた人の「あわよくば騙されてみたい。でへへ」という気持ちが透けて見える。
犯罪者を「褒め言葉」+「肩書」で呼ぶシリーズを他にも考えてみた。
- 男前を活かして結婚詐欺師をするやつは「二枚目関白」
- 頭脳をはたらかせて詐欺をはたらくやつは「切れ者上皇」
- ひったくり犯は「俊足金メダリスト」
- 知名度だけを生かして代議士になったロクデナシは「タレント議員」
あ、最後のやつはそのままか(しかも必ずしも犯罪者とはかぎらない)。
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