2023年1月5日木曜日

いちぶんがく その18

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ルール


■ 本の中から一文だけを抜き出す

■ 一文だけでも味わい深い文を選出。



未亡人ギャグも冴える。

(竹宮 ゆゆこ『砕け散るところを見せてあげる』より)




ああ、このままずっと君に回されていたい。

(爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』より)




こんなことしてて いいのです

(ニコリ編『すばらしい失敗 〜「数独の父」鍜治真起の仕事と遊び』より(鍜治 真起))




かかりつけの釈迦に相談するべきだったのだ。

(上田 啓太『人は2000連休を与えられるとどうなるのか?』より)




三角の布は、おばあちゃん同様、臭い。

(『悪童日記』より)




自分の居場所を愛した記憶がない彼にとって、怒りや苛立ちをうじうじ反芻するのは、故郷に帰るようなものだった。

(大岡 玲『亀をいじめる』より)




おめでとう、人。

(岸本 佐知子『死ぬまでに行きたい海』より)




もしもキュウリが違法化されたらどうなるか、考えてみてほしい。

(ウォルター・ブロック(著) 橘 玲(超訳)『不道徳な経済学 ~転売屋は社会に役立つ~』より)




「腐らない人間なんていやしませんよ」と一蹴。

(特掃隊長『特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録』より)




死人をいやがるのはしばらくの間で、白骨ともなれば話し相手にもなった。

(石野 径一郎『ひめゆりの塔』より)




 その他のいちぶんがく


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