ルール
■ 本の中から一文だけを抜き出す
■ 一文だけでも味わい深い文を選出。
ハンカチを持っていないことに、泣く予定はなかったんだな、という事情がうかがえる。
(津村記久子『この世にたやすい仕事はない』より)
「おかげさまでいま最悪な気分です」
(沢村 伊智『ぼぎわんが、来る』より)
「そんなに同情するなら、どこかバナナの国の大使にでもすればよかったのだ」
(ミハイル・ゴルバチョフ(著) 副島 英樹(訳)『我が人生 ミハイル・ゴルバチョフ自伝』より)
やめてくれ、話さないでくれ、何も言わないでくれ、そんな物語のようなことをこれ以上しないでくれ。
(朝井リョウ『スペードの3』より)
それにしても、あなたはしょうもない世界に生まれてきました。
(鳥羽 和久『君は君の人生の主役になれ』より)
「片腕もがれたとしても、左手だけで弾ける曲もありますし」
(二宮 敦人『最後の秘境 東京藝大 〜天才たちのカオスな日常』より)
Nさんのお父さんの「電話」は永遠に音量調節できず、私の母の「蟹」の殻は永遠に硬く、私の「スパゲッティ」は永遠に長い。
(穂村 弘『野良猫を尊敬した日』より)
「この鉄砲玉坊主(キャノンボール)ときたら」
(リチャード・マシスン(著) 尾之上浩司(訳)『運命のボタン』より)
「だって、もし勝てなかったらギャンブルが合法になるわけないでしょう?」
(チャールズ・デュヒッグ(著) 渡会 圭子(訳)『習慣の力』より)
ミニオンズみたいな生き物だ。
(サンキュータツオ『これやこの』より)
その他のいちぶんがく
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