2017年9月14日木曜日

バケツ一杯のおしっこ

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詳しい経緯は省くが、4人がかりでバケツ一杯におしっこを溜めたことがある。


酒を飲みながら 代わる代わるバケツに用を足し一晩かかってバケツ一杯にした。もう10年以上も前のことだ。
千里の道も一歩から。ローマは一日にして成らず。困難なチャレンジではあったが、強固なチームワークと必ずやり遂げるんだという強い意志が、プロジェクトを成功に導いた。
企業の人事担当のみなさんは、ぜひ新人研修で取り入れていただきたい。


健康診断で 採尿したとき、予想以上の重みを感じたことがないだろうか。
毎回「あれ。紙コップに半分しか入れてないのにこんなに重いの?」とその重量感に戸惑う。明らかに同量のお茶より重い。

お茶と尿では存在感が違う。
「これがさっきまで自分の体内に……」という思い入れ。
「検査の結果によってもしかしたら入院なんてことも……」という不安。
「これをこぼしたらとんでもないことになるぞ」という緊張感。
諸々の感情が乗っかっているから重たい。人の命は地球より重く、おしっこはお茶より重い。


バケツ一杯に 溜めたおしっこは、重たかった。
どのくらい重たかったかというと、詳しい経緯は省くが、中身をテニスコートにぶちまけようとした友人がバランスを崩して自分の靴を盛大に濡らしてしまったぐらい重たかった。


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