2019年6月18日火曜日
レジ袋と傘袋
レジ袋有料のスーパーマーケットが増えた。
どこもだいたい二円ぐらい。
ぼくはレジ袋をもらうことが多い。
買い物用のエコバッグを持っているにもかかわらず。
なぜなら、レジ袋がほしいからだ。
うちのマンションにはダストシュートがあって生ごみを投入することができるが、一辺三十センチメートルまでという制約がある。
ここに入れるのにスーパーのレジ袋がちょうどいいのだ。
他にも、レジ袋はいろんな場面で重宝する。
プールに行ったときに濡れた衣服を入れたり、銭湯に行くときに脱いだ服を入れたり、子どもの着替えやおむつを入れたり、出先でごみ箱がないときにごみを持ち帰ったり、公園のベンチが濡れているときに下に敷いたり、子どもがダンゴムシを見つけて家で飼いたいと言いだしたときにダンゴムシを入れたり……。
ごみ袋は一枚五円ぐらいするので、スーパーで買い物をするときにレジ袋をもらうほうが安い。
というわけで、ぼくはレジ袋削減にはぜんぜん貢献していない。
レジ袋有料化ってほんとに環境問題に対して効果あるんだろうか。
いや、ないことはないとおもうんだけど。
どんなものだって廃棄量を増やすよりは減らすほうが地球にやさしいにきまってる。
でもどこまで効果あるんだろうか。
最近、大手飲食チェーンでいっせいにストローがなくなったけど、それも効果があるのか疑問だ(ちゃんと調べたわけじゃないから大きな声では言えないけれど)。
効果はゼロではないんだろうけど、どっちかっていったら気休め程度なんじゃないかとにらんでいる(くりかえしになるけど、ちゃんと調べたわけじゃないからね)。
ベルマーク集めや甲子園の応援と同じで、「結果ではなく取り組んだという姿勢こそが大事なのだ」というパフォーマンスなんじゃないのか。
ぼくが「レジ袋削減・ストロー削減」の効果に対して懐疑的なのは、もっと無駄だとおもうことがあるからだ。
たとえばコンビニだとペットボトル一本でもビニール袋に入れられるし(いりますかと訊いてくる店員もいるが)、パックの飲み物を買うと頼んでもないのにストローをつけてくる。
1000mlの牛乳パックを買っても長いストローがついてくる。あれに長いストロー刺して直接飲む人がそんなに多いとはおもえないのだが。
ほんとにレジ袋やストローが環境に良くないのであれば、もっとコンビニ大手に対して圧力をかけなきゃいけないんじゃなかろうか。
それがおこなわれていないのは、じつはたいした影響がないからなんじゃないだろうか。
あと、スーパーの傘袋も甚だ疑問だ。
近所のスーパーでは、レジ袋の代金として一枚二円をとるくせに、雨の日には入口に傘袋を吊るしている。
客はそれに傘を入れ、店を出るときにはぽいっと捨てる。
すごく無駄だ。
レジ袋はさまざまな用途に再利用されるが、傘袋は再利用されているようにはみえない(ぼくが知らないだけかもしれないけど)。
や、必要性はわかるんだけど。
店内が汚れたら清掃コストがかかるし、フロアが濡れて客が滑って怪我でもしたら店の責任も問われるかもしれないし。
でもなあ。
一分で出ていくような客でも傘袋を使うし。
かとおもうと傘袋を使おうとせずにびしょ濡れの傘で店内を濡らしまくる迷惑な客もいるし。
九割の客が傘袋を使っても、一割が使わなければあんまり意味がない。
レジ袋より先に傘袋減らせよ、とおもうんだよね。
とはいえ傘袋を有料にしたら誰も使わなくて店内がびちょびちょになっちゃうから、ああやって無料で置いとくしかないんだろうけど。
にしても無駄の多い仕組みだ。
店側がナイロンの傘袋でもつくって、再利用可にするとかどうでしょう。
店名をでっかく書いておけば持ってかえる人も少ないだろうし。
それでも持ちだして、そのへんに捨てるやつはけっこういるかな。
なにしろ日本人の約半数は民度が平均以下だからな(この「約半数は平均以下」はほぼなんにでもあてはまるので便利な言い回しだ)。
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