子どもたち(小学校低学年)と遊んでいるときに思いついた、オリジナルのあそび。
スパイおにごっこ
(5人~)
1. まず鬼を決める。
くじ引き、または鬼が選ぶことで、スパイをひとり決める。
みんなが目をつぶって後ろを向き、鬼がこっそりスパイの背中をタッチする。鬼とスパイにだけは、誰がスパイかわかる。他の子には誰がスパイかわからない。
2. 全員ばらばらに離れた状態になってからおにごっこスタート。
鬼は他の子を追いかける。スパイは鬼から逃げるふりをしながら他の子に近づいてタッチする。
タッチしているところを他の子に見られると鬼だとばれるので、なるべくこっそりと。
3. タッチをしても鬼は鬼のまま。タッチされた子はスパイになる。
どんどんスパイが増える。
4. スパイはうそをついてもいい。
5. 最後のひとりが捕まったら終わり。
子どもは嘘や芝居が上手でないので、たいていすぐにばれて中盤からはふつうのおにごっこ(増え鬼)になる。
鬼とスパイが会話をしているところを見られたりして、すぐにばれる。
全員おにごっこ
(4人~)
1. 全員が鬼であり、鬼から逃げなければならない
2. 他の子の背中をタッチすれば1点。背中以外はタッチしても無効。
腕などをつかむのは禁止。
3. 同じ子をタッチできるのは1回まで。
また、協力してお互いにタッチしあうのは禁止。
4. 最初に3点稼いだ子の勝ち。
タッチをされてもマイナスにはならないので、積極的に攻めたほうがいい。ずっと背後を守っていると点が稼げない。
じゃんけんおにごっこ
(基本的に3の倍数。6人がベスト)
1. グーチーム、チョキチーム、パーチームに分かれる。
2. グーチームはチョキチームをタッチする。チョキチームはパーチームをタッチする。パーチームはグーチームをタッチする。
3. 標的となるチーム全員をタッチしたチームの勝ち。
ずっと逃げていると勝てないのでこれまた積極的に攻めたほうがいい。
足が遅い子でもうまく立ちまわれば捕まらずに済む(グーチームの子はチョキチームの近くにいるかぎりパーチームは近寄りづらい)。
四チームでもできる。AがBを狙う、BがCを狙う、CがDを狙う、DがAを狙う。こっちのほうがより戦略が重要になる。AとCはお互い標的ではないので、いっしょにいることで「B・Dに襲われにくい」というメリットがある。そうなるともちろんB・Dも手を組むことになる。
ボールあてサバイバル
(3人~)
1. あまり広すぎないスペースでおこなう。ボールがふたつ以上あるといい。
2. 他の子にボールを当てる。先に三回当てた子の勝ち。
すごくシンプルだが非常に熱くなる。いちばん無防備なのはボールを投げようとしているときなので、積極的に攻めすぎても狙われやすくなる。
同盟を結んだり、裏切りが発生したりといった展開もある。
たいへんアグレッシブな遊びなので、男の子は大好きだが女の子は敬遠しがち。
ワニのいる川を渡る
(3人~)
1. ワニチームと人間チームに分かれる。ワニチームは1~3人。川の幅などによって調整する。
2. 10メートルほどの間隔をあけて2本の線を引く。その線の間が川、線の外側が陸地。
3. ワニチームは川の中しか移動できない。
4. 人間チームは片方の陸地からもう片方の陸地に移動する。途中でワニにタッチされたら、元の陸地に戻る。
5. ワニ以外チームは、制限時間(3分ぐらい)の間に2人(ここも人数によって調整)が川を渡れば勝ち。制限時間内に渡れなければワニチームの勝ち。
個人戦ではなく「何人かは捕まってもいい」というのがポイント。
誰かがおとりになっている間に他の子が川を渡れば勝てる。
何度捕まっても再スタートできるので、小さい子もいっしょに遊べる。
今回紹介した遊びの中では、これがいちばん誰もが楽しめる遊び。
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