すごく大きな数字を「天文学的な数字」というのであれば、
すごく小さな数字は「分子生物学的な数字」というべきだし、
0と1だけであれば「情報工学的な数字」と呼べるし、
〝50万円以下〟のような幅を持たせた数字は「法学的な数字」といってしかるべきだし、
定義が一意に定まっていない数字は「形而上学的な数字」と呼んでもいいし、
「建築学的な数字」は0がなくて-1階の次が1階になっていて、
「歴史学的な数字」でもやはり0がなくてA.D.1年の前年がB.C.1年になっていて、
「栄養学的な数字」はcalとkcalが頻繁にごっちゃにされて、
「服飾学的な数字」ではメーカーごとに自分の好きな数字をLサイズと見なしてよくて、
「宗教学的な数字」は各宗教団体が発表している信者数の合計が人口を大きく超えているから100%が1じゃない、
ということが統計学的な数字からは言える。
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