2025年12月19日金曜日

小ネタ43 (この世にひとりも存在しない人 / 桃 / 子役)

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この世にひとりも存在しない人

「あーもしもし。何年か前に、そちらの市役所に電話して『クマを殺すな。かわいそうだろ。人間のエゴで動物を殺すな!』ってクレーム入れた者だけど。
 ニュース見てて、おれの考えがまちがってたことに気づいたよ。ほんとに申し訳なかった」

「嘘つけー! 縁もゆかりもない役所にクレームの電話するやつが己の過ちを認めて反省できるわけないだろー!」


「りんごを収穫するところを思い浮かべてください」と言うと、りんごが木になっているところをイメージできる。

だが「桃を収穫するところを思い浮かべてください」だと、頭に浮かんでくるのは桃が川から流れてくる映像だけ。


子役

役者をやってる子どものことを「子役」と呼ぶのは変じゃないか?

「悪役」は悪人を演じる役者、「刑事役」は刑事を演じる役者のことだ。

であれば「子役」かどうかは「芝居による」としか言いようがない。

30歳でも子どもを演じていれば子役だし、逆に5歳でも大人を演じていれば子役ではない。

役者をやってる子どものことは「子役」ではなくちゃんと「ジャリタレ」あるいは「激イタ親持ちガキ」と呼ぶべきだ。



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