2025年12月17日水曜日

小ネタ42 (いい返事 / SING / 秋服コーデ)

このエントリーをはてなブックマークに追加

 いい返事

 長年いろんな人間を見てきて得られた真理のひとつに「返事がいいやつはだめなやつ」というものがある。

 こちらが何かを注意したときに「はい!」と気持ちいい返事をしてくるやつ。打てば響く、というやつだ。そういうやつは同じ失敗を何度もくりかえす。

 なぜなら何も考えずに返事をしているからだ。「この人はどういう意図でこんな注意をしているんだろう」とか「おれの考えとこの人のやり方は違うんだけどなあ」とか「いやそれ逆にあんたがまちがってるだろ」とか何も考えずにとりあえず「はい!」と返事をするくせがついているのだ。

 ある種の部活ではこういう人間を育成している。


SING

 カーペンターズに『SING』という曲がある。これはカーペンターズのオリジナルではなく、セサミストリートで用いられていた曲のカバーらしい。

 これは完全に想像なのだが、きっとカーペンターズが営業の仕事で子どもが多い現場に行って、なかなか曲を聴いてもらえなくて苦労して、子どもウケするようにセサミストリートの曲を歌いはじめたんじゃないだろうか。

 以前なんばグランド花月に行ったとき、春休みだったので子どもや学生の客が多く、2丁拳銃が童謡をテーマにした漫才を披露して爆笑をとっていた。きっとカーペンターズも同じことをしていたにちがいない。


秋服コーデ

 同僚の女性が「Googleで『秋服コーデ』で検索するとレディースファッションばかりが表示される。Googleはちゃんとユーザーが女性であることを認識しているんでしょうね」と言っていた。

 半分正解だが半分間違いだ。なぜなら秋服とは女性だけが持つ概念で、男の服に秋服なんてものは存在しないからだ。

 男の服には夏服と冬服しかない。より正確に言えば半袖と長袖があるだけだ。

 夏は半袖。秋は長袖。秋服にアウターを羽織ったら冬服で、冬服からアウターを脱いだら春服だ。



このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿