「小学生が将来なりたい職業」あるいは「親が子どもになってほしい職業」ってあるじゃない。
定番だと野球選手とか、最近だとYouTuberとか。
あれを見るたびに気になるのが、職業の分類がめちゃくちゃなこと。
「野球選手」「医師」「警察官」「保育士」みたいなのに混ざって「公務員」「会社員」「社長」みたいなのがある。
いやそれ職業なのか? [職業]というより、[雇用形態]じゃないか?
さらに気になるのが、ランキングのうちかなりの職業が重複していること。かなりの職業が「公務員」や「会社員」に含まれている。
「警察官」や「消防士」はもちろん公務員だし、「教師」「保育士」「看護師」も「公務員」が多い。
項目に「公務員」があるのに「看護師」を選んでいる人は、私立病院の看護師を希望しているってことだよね。それだったら「公務員」に対するものとして「団体職員」のほうがふさわしくない?
それとも自営? 自営の看護師? なにそれ、ブラックジャックみたいにモグリで採血するフリーの凄腕看護師?
「パイロット」「パティシエ」「薬剤師」なんかも会社員や団体職員が多い。
いやおれは組織に属さない孤高の薬剤師として生きていくんだ、って人も中にはいるかもしれませんね。食っていけるといいですね。ぼくだったらそんな人に薬を処方してもらいたくないですけど。
ってわけで、「公務員」「会社員」にあわせてランキングを作り直したら、
1位:会社員(正社員)
2位:自営業
3位:公務員(正規)
4位:会社役員
5位:団体職員
6位:契約社員
7位:パート・アルバイト
8位:派遣社員
9位:公務員(非正規・嘱託)
10位:無職(扶養)
みたいなランキングになるんじゃないかな。いやあ、夢があるねえ。
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