ハンマー投げ
陸上競技の投擲種目について。
古代オリンピックは軍事演習みたいなものだったそうだ。当然、投擲に使うものは武器だ。
槍はもちろん、砲丸も武器として使える。円盤もギリわかる。
よくわからないのはハンマー投げだ。
どう考えても武器として優れているとはおもえない。あんなぐるぐる回って放り投げて、狙ったところに当てるなんてほぼ不可能だろう。へたなやつがやったら味方を攻撃してしまいそうだ。おまけに回っている間は隙だらけだ。
ハンマーブロスみたいな投げ方をするのならわかるのだが。
砲丸投げ
学生時代、砲丸投げをしたことがある。
投げ方について「決して野球のように肩で投げてはいけない。肩を壊すから」と何度も念を押された。
まああんな重いものを肩で投げたら肩が壊れるだろう。
だが世界は広い。砲丸を肩で投げられる人がどこかにいるんじゃないだろうか。めちゃくちゃ肩と腕を鍛えたらソフトボール投げみたいなフォームで砲丸を投げられないだろうか。そしてふつうの砲丸の投げ方よりも遠くへ飛ばせるんじゃないだろうか。
肩が壊れるかもしれない。だが今大会で引退を決めている選手だったら「もう肩がぶっ壊れてもいいからこの一投に賭ける!」みたいな気持ちでやったりしないのだろうか。
プールサイドを走ってはいけない理由
プールに行った。「プール内で子どもを持ち上げて放り投げる」という遊びをしていたが、監視員に注意されることはなかった(もちろん周囲に人がいないのを確認してから投げていた)。
プールによっては注意される行為だ。ここは監視がゆるいんだな、とおもっていたのだが、プールサイドを走る子どもに対しては異様に厳しくて、監視員がでかい音でホイッスルを鳴らして怖い声で「走らない!!」と注意していた。
そういや子どものころから「プールサイドを走るな」と口を酸っぱくして注意されたものだが、なんでだろう。
他人とぶつかると危ないから?
でも走ってて他人とぶつかる可能性があるのはプールサイドだろうが公園だろうが公道だろうがあんまり変わらない。公園や公道で小走りしたぐらいで笛を鳴らして「そこ走らない!!」と厳しく叱責されることはないのに、プールサイドだけは親の仇のように厳しく注意される。
すべって転びやすいから?
たしかに濡れた地面はすべりやすい。でもすべりやすい場所をすべって転ぶのは、はっきり言って自業自得だ。「気を付けなよ」みたいな言い方ならともかく、赤の他人が叱るほどのことか。アイスクリームをたくさん食べている子どもに赤の他人が「こらっ、そんなに食べたらおなかこわすだろ! 食べるな!」と怒鳴りつけていたら頭のおかしい人だ。それがなぜか「プールサイドを走ること」についてだけ許容されている。
プールサイドを走っていると異常に厳しく注意される理由としてもうひとつおもいついたのは「笛を持っていると吹きたくなってしまうから」というものだ。
「笛を持たされるけど吹いてはいけない状態」というのはしんどいものだ。だから理由をつけて吹いてしまう。案外これが正解かもしれない。
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