2026年3月24日火曜日

いちぶんがく その25

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ルール


■ 本の中から一文だけを抜き出す

■ 一文だけでも味わい深い文を選出。



それとも、日本社会はYahoo!ニュースのコメント欄に従うしかないと思っているのでしょうか。

 (橘 玲『DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある』より)




顔色も青白く、いつも日に焼けていた兄と並べれば、まるで揚げ過ぎたトンカツに寄り添うキャベツのようだった。

(朱川 湊人『花まんま』より)




私はあなたを分かっているよ、と頭上から注がれる声は、優しさに満ちているけれど、だからこそ反吐が出る。

(逢坂 冬馬『歌われなかった海賊へ』より)




俺は最初から、完全に頭がおかしいのだ。

(品田 遊『名称未設定ファイル』より)




暴れる猪を小さな箱に閉じ込めるようなつもりで、僕は強引に自分の感情に封をした。

(浅倉 秋成『教室が、ひとりになるまで』より)




彼の村の辺りでは、女の子を牛デートに誘うのは、町で映画や夕食に誘うのと同じくらい一般的なことらしい。

高野 秀行『未来国家ブータン』より)




なお、誤解を招かぬよう宣言しておくが、私の尻は赤くない。

(川上 和人『鳥肉以上、鳥学未満 Human Chicken Interfaceより)




ただ一言、自分にとってあなたは兄なのだと伝えられればいいのでしょうが、本当の兄弟がそんな言葉を交わさぬように、やはりそれが口から出てこないのでございます。

(吉田 修一『国宝』より)




ふたりのファーストキスは化学ですら説明でいないほど耐久性の高い接合剤だった。

(ボニー・ガルマス(著) 鈴木 美朋(訳)『化学の授業をはじめます。』より)




肉まんは肉まんでも、精密に制御された恐るべき肉まんなのだ。

(渡辺 佑基『進化の法則は北極のサメが知っていた』より)




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