転職して初出社の日だってのにケツが痛い。
この痛みは知っている。
脱肛だ。
肛門が脱げると書いて脱肛。
なったことない人は知らないだろうけど、肛門ってのは着脱可能なのである。
ウェアラブル肛門。
軽やかに肛門を脱いだ装いが今の流行り!
脱肛コーデで春を先取りしちゃお☆
そんなファッショナブルな感じで脱げるんならいいんだけど、じっさいはもっと陰鬱なものだ。
なんせ、痛い。
座っても痛いし、歩いても振動で痛いし、力んでも痛いし、ケツにタイキックを食らっても痛い(あたりまえだ)。
さらにぼくは今、病み上がりで咳喘息というやつになっており、おまけに花粉症だ。
つまり、咳とくしゃみがひっきりなしに襲ってきて、そのたびにケツに力が入って悶絶する。
数年前にも脱肛になったが(そのときのいきさつはこちら)、何度目だろうと耐えられるようなもんじゃない。
そういや前に脱肛したときも、転職してすぐだった。
関係あるんだろうか。
新天地でがんばろうと意気ごんだら、肛門も新しい世界に飛び出したくなるんだろうか。
肛門だけはチャレンジ精神を持たず、体内に定年まで勤めあげてもらいたいものだ。
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