2016年10月19日水曜日

【考察】歌舞伎俳優のふしぎ。

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歌舞伎俳優のふしぎ。

テレビのワイドショーを観ると、よく歌舞伎俳優が話題に上がっている。

ぼくは歌舞伎のことはさっぱりわからないのだけれど、やれカンクロウが死んだだの、カンザブロウが熱愛発覚しただの、カンタロウが舞台を休んだだの、けっこうな頻度で歌舞伎ネームを耳にする。


ふと疑問に思ったんだけど、世の中の人ってそんなに歌舞伎を好きなの?

歌舞伎はテレビ中継もしないし、公演をテレビCMで宣伝しているのも観たことがない。
テレビを観ている人たちの大半は、歌舞伎そのものにはぜんぜん興味がない。たぶん。

なのに歌舞伎俳優のプライベートは、報道の価値があるらしい。ふしぎだ。

歌舞伎ファンってどれぐらいの数がいるんだろう。
少なくともぼくは「歌舞伎ファンです」という人に会ったことがない。
野球ファンとかジャニーズファンとかに比べれば、ずっとずっと少ないと思う。
人口でいったら、落語ファンとかオペラファンとか骨董好きとかとそれほど変わらないんじゃなかろうか。

なのに、
「落語家Sが熱愛発覚!」
「あの大御所オペラ歌手Cが緊急入院!」
「新進気鋭の女流陶芸家Yが離婚間近!?」
なんてことは、まず報道されない。

どうして歌舞伎俳優ばかりが話題になるのだろう。

誰か知ってる?

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