2016年9月9日金曜日

【エッセイ】年齢をnとすると、10の(n/10-1)乗× 1万円

「20歳のときに10万円使わないとできない経験は、30歳になると100万円使わないと体験できなくなる」

という意見を聞いた。

なるほど、たしかにそういう面もあるだろうな。
30代になったぼくも、そう思う。

学生時代なら10万円出せば1週間海外旅行ができるが、社会人になると仕事を休んだり(場合によっては辞めたり)、休んだ分の埋め合わせをしたりしないといけないので、金額に換算すると10万円ではきかなくなる。

20歳のときに1日寝たらとれた疲れは、30歳になると1週間とれなくなったりするしね。


でも、だから20代のうちに貯金をせずにどんどんお金を使おうという考えには賛同できない。
なぜなら、
「20歳で10万円の浪費をする人間は、30歳になると100万円浪費するようになる」
からだ。

あと
「20歳にとっての10万円の借金は、30歳の100万円の借金と同じくらい、持っている資源を失わせる」
ともいえる。


ってことで何が言いたいのかというと、使うことも大事だけど貯金も大事ですよってこと。
つまんない結論ですけど。

2016年9月7日水曜日

【エッセイ】狂牛病から15年

若い人は知らないだろうが、2001年に、狂牛病(BSE)騒動というのがあった。
狂牛病という脳がスポンジ状になる病気が見つかり、牛肉を食べると人間も狂牛病に感染するおそれがあるという噂が流れ、牛肉がぜんぜん売れなくなったのだ。
そのあおりで潰れた焼肉屋も多かったと聞いた。

参考→Wikipedia


その頃、ニュースなんかで
「狂牛病は食中毒とはちがうので、食べてすぐに発症したりしない。10年後、15年後に脳がスポンジ状になってしまうのだ」
といった解説がなされていた。

感染してもすぐには気づかないこと、

脳がスポンジ状になってしまうという症状、

そして「狂牛病」というおどろおどろしい名前、

すべてが恐ろしかった(「狂牛病」というネーミングでなければ、あそこまでおおごとにならなかったと思う)。


で、あれから15年後。
狂牛病にかかったという人の話は聞いたことがない。


そして今、ぼくは思う。

 あの騒ぎはなんだったのか、と。


そして、こうも思う。

 脳がスポンジ状になったら知識の吸収力がものすごく向上しそうだな、とも。

2016年9月6日火曜日

【エッセイ】足りない分を君に贈る

妻と娘(3歳)と、3人で夕食。

食卓にはトウモロコシが2切れあった。

すると3歳児が言った。
「あれー。3にんいるのに、トウモロコシ2こしかないねー。1こ、どっかにいったのかなー」


おお。
もう引き算の概念を理解しているのか! うちの子は天才だ!


と思っていたら、続けていわく、
「おとうちゃんのトウモロコシはどこいったんかなー」


足りない分=おとうちゃんの分 って決めるなよ!!

2016年9月5日月曜日

【エッセイ】こつこつ地道に2億円

振り込め詐欺メールが届いた。

期日までに指定の金額を振り込まないと裁判するぞ、というよくある詐欺メールだ。

でも、よく見ると……




200,000,000円……!
指定された振り込み金額が2億円!!

無理だー。
用意できねー!

そもそも2億円って振り込める金額なのか?
ATMのお金入れるところに2億円入るのか?

もし信じこんだとしても断念する金額だろ、これは。


ものすごく騙されやすい大富豪しかひっかからないだろー。

この詐欺メール送ったやつ、大穴を狙いすぎ!

もっとこつこつ地道に詐欺やりなさい!

2016年9月4日日曜日

【読書感想文】奥田 英朗『用もないのに』

奥田 英朗『用もないのに』

内容(「BOOK」データベースより)職業:小説家。年齢:とりあえず中年。じきに五十路の身である。〆切のある旅なんて真っ平御晩。自慢じゃないが、おやじの腰は重いのである。と、胸を張ったはどこへやら。編集者の甘言につられて、北京、NY、あっちこっちの野球場、果てはお遍路まで…。人気作家がしぶしぶ物した、脱力紀行エッセイ集。

奥田英朗さんの書く文章は軽妙でテンポよく読めるので、紀行エッセイに向いていますね。
紀行文ってどうしても説明が多くなってしまうので、堅い文章だとほんとうに読むのがつらくなってしまうので。

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