たいやきを最初につくった人、すげえな。
ふざけた形の食べ物はたくさんある。
タコさんウインナーとか、メロンパンとか、金太郎飴とか、遊び心が入った食べ物。
「こんな形にしたらおもしろいんじゃね?」と誰かが思いついて、実際に作ってみて、好評を博したので定着しました、というパターン。
でもたいやきの場合は「思いついた」から「ちょっと作ってみました」までの敷居が圧倒的に高い。
だって鋳型を作らなくちゃいけないんだから。
はじめて作った人、行動力がありすぎる。
「今川焼を魚の形にしたらウケるんじゃないか?」と思いついて(この時点でけっこう頭いかれてる)、
まずは砂かなんかを固めて「型の型」を作って、
そこに溶かした鉄を流し込んでから冷やして固めて「型」を作って、
そこに小麦粉を水で溶いたものを流し込んで焼いてみたわけでしょ?
かんっっっぜんに「ちょっと作ってみました」のレベルを超えている。
ふつうは、もし思いついたとしても「鉄溶かさなきゃいけないんだったらやめとこう」ってなる。
こういうことを実際にやろうとするのは、面倒なことは誰かに押しつけるつもりの人だけだ。
だってそうでしょう。
東京オリンピック開催決定!つって鼻水たらして喜んでた招致委員会のメンバーも、各方面の顔を立てなきゃいけないスケジューリングとか、くそ暑いさなかに強硬日程でおこなわれるスタジアムの建設とか、トラブル処理やらゴミ拾いやら、そういった億千万のしちめんどくさいことは全部自分の仕事じゃないと思っていたから、無邪気に喜べたわけでしょう。
じゃなかったら「オリンピックやりましょう! ただし100年後に!」ってなるに決まってる。
だいたい、たいやきを焼くために鉄を溶かそうったって、そうかんたんにできやしない。
お金もかかるし、鉄を溶かすためにはたいへんな火力がいる。
いっちょ魚の形の今川焼作ってみるか、なんて思いつきを行動にうつせるのは、お金を持っていて、火力を維持するための十分な燃料があって、人を好きなだけ使える人だけだ。
ということは。
論理的に考えて、たいやきを最初に作ったのはアラブの石油王だということになるな……。
2015年4月16日木曜日
2015年4月15日水曜日
人間の特権
「『ありがとう』と感謝の言葉を伝えられるのは、他の動物にはできない、人間だけの特権なんです。だからもっともっと身近な人にありがとうと伝えましょう」
という言葉を聞いた。
なぜ「ありがとう」だけなのだろう。
考えるに、きっとこの言葉を思い付いた人は、犬や虫や魚が、誰かを口汚く罵ったり、陰で蔑んだり、嘘をついて貶めたりするのは聞いたことがあるのだろう。
だから悪口は人間の特権ではない、「感謝の言葉は人間の特権」と言えるのだ。
でも動物が話すのを耳にしたときは、お説教を垂れるより先に、すみやかに学会に報告するべきだと思う。
なぜなら、学会に発表する行為は、他の動物にはできない、人間だけの特権なのだから。
という言葉を聞いた。
なぜ「ありがとう」だけなのだろう。
考えるに、きっとこの言葉を思い付いた人は、犬や虫や魚が、誰かを口汚く罵ったり、陰で蔑んだり、嘘をついて貶めたりするのは聞いたことがあるのだろう。
だから悪口は人間の特権ではない、「感謝の言葉は人間の特権」と言えるのだ。
でも動物が話すのを耳にしたときは、お説教を垂れるより先に、すみやかに学会に報告するべきだと思う。
なぜなら、学会に発表する行為は、他の動物にはできない、人間だけの特権なのだから。
2015年4月14日火曜日
れんこんの穴は必ず10個
枝豆入りれんこん。
れんこんの穴にからしを詰めたり、チーズを詰めて揚げたり、枝豆を詰めたりと、人間の欲望はとどまることを知らない。
人はどうして互いに傷つけあい、そしてれんこんの穴に何かを詰めずには生きられないのだろうか?
れんこんの穴にからしを詰めたり、チーズを詰めて揚げたり、枝豆を詰めたりと、人間の欲望はとどまることを知らない。
人はどうして互いに傷つけあい、そしてれんこんの穴に何かを詰めずには生きられないのだろうか?
2015年4月13日月曜日
アキモトヤスシの憂鬱
運転免許の更新会場にて。
講習後、ひとりずつ名前を呼ばれて免許証を取りにいくのだが、「○○さーん」と某有名野球選手の名前。
がっしりした体格の○○選手は恥ずかしそうに免許証をもらいにいき、周りは「おー、本物の○○だ」と、しばらくざわついていた。
その3人くらい後に「秋元康さーん」。
おー、○○選手の次は秋元康か、とさらにざわつく講習会場。
が、席を立ったのは似ても似つかぬ別人。ただの同姓同名だったのだ。
くだんのアキモトヤスシ氏は、これ以上ないってぐらいに不機嫌そうな顔をしていた。
ま、そうなるよね。
講習後、ひとりずつ名前を呼ばれて免許証を取りにいくのだが、「○○さーん」と某有名野球選手の名前。
がっしりした体格の○○選手は恥ずかしそうに免許証をもらいにいき、周りは「おー、本物の○○だ」と、しばらくざわついていた。
その3人くらい後に「秋元康さーん」。
おー、○○選手の次は秋元康か、とさらにざわつく講習会場。
が、席を立ったのは似ても似つかぬ別人。ただの同姓同名だったのだ。
くだんのアキモトヤスシ氏は、これ以上ないってぐらいに不機嫌そうな顔をしていた。
ま、そうなるよね。
2015年4月12日日曜日
メンマ・イズ・ヴェリー・シナチク
メンマのことをシナチクと呼ぶのは外交上よくないのかもしれないけど、でもやっぱりあれは「シナチク」のほうがふさわしい。
だって口に入れたらシナっとして、チクっていう歯ざわりなんだもん。
「メンマ」っていうと、小麦粉をずっしりと固めて煮た食べ物って語感。
ペンネやニョッキのぶっといのが「メンマ」、って感じだよね。
だって口に入れたらシナっとして、チクっていう歯ざわりなんだもん。
「メンマ」っていうと、小麦粉をずっしりと固めて煮た食べ物って語感。
ペンネやニョッキのぶっといのが「メンマ」、って感じだよね。
登録:
投稿 (Atom)