2016年11月10日木曜日
【思いつき】ヘイトお見合い
嫌いなものを語るときにこそ、その人の人間性があらわれるね。
好きを語るときは「あれ好きなんだー」で済むけど、
嫌いを語るときは「なぜ嫌いなのか」を自分なりに理由づけして、理論武装してから臨む。
お見合いでも、趣味を尋ねるよりも嫌いなものを言いあったほうが、お互いへの理解が深まるんじゃないかな。
「マサヒロさん、お嫌いなものは?」
「占いと愛犬家と歯みがきと料理の写真撮る奴ですかね」
「へー、そうなんですね」
「ミカさんのお嫌いなものは?」
「一気飲みと朝礼とフラッシュモブを少々……」
「なるほど、なるほど。わかります」
「ところでマサヒロさんは音楽鑑賞が趣味だということですけど、どういうジャンルが……?」
「すっごくふつうなんですけど、EXILEとか嫌いですね。あとはゆずとかユーミンとかですかね」
「あっ、私もあれ嫌いです! 『栄光の架け橋』」
「ですよねー。ぼくたち気が合いそうですね!」
「ですねー」
「えーと、こんなこと訊いちゃっていいのかな……」
「なんですか?」
「どういった男性がタイプですか……?」
「えっとですね。ちょっとマッチョな感じで、坊主の人。自分のイメージを上げるためなら何でも利用してやるぞっていうタイプ。そういうタイプが嫌いですね」
「芸能人でいうと?」
「市川海老蔵さんがどんぴしゃです」
「あーわかります!」
どうでしょう。
相手の人となりがよく見えてきますし、ものすごく話が弾みそうですよね。
それか、まったくの無言になるかのどっちかね。
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