2017年2月10日金曜日

【読書感想文】 山田 真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』

山田 真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』

内容紹介(Amazonより)
あの店はいつも客がいないのになぜ潰れないのだろうか?――この本では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。細かい財務諸表は出てきませんし、専門用語もそれほど多くありませんので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方でも、きっと会計に対する見方が変わるはず。
10年以上前のベストセラーを今さら読んでみました。
サブタイトルに『身近な疑問からはじめる会計学』とありますが、これはウソ。この本を読んでも会計学は身につかないでしょうね。
スタートラインに立つ前の本、「会計学っておもしろいかもしれないな」と思うための本ですね。

新書ですが、内容は会計士のエッセイといった感じです。
エッセイとして読めば、なるほどこういう考え方をする人もいるのか、という発見があっておもしろいです。


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【読書感想文】 藤井 健太郎 『悪意とこだわりの演出術』

藤井 健太郎 『悪意とこだわりの演出術』

内容紹介(Amazonより)
『水曜日のダウンタウン』『クイズ☆タレント名鑑』など、数々のバラエティ番組を手がけるTBSプロデューサーによる初の著書。
人気番組が生まれる背景、芸人の凄さのヒミツから、「ナレーション原稿もすべて自分で書く」こだわりの演出に宿る信念、藤井ワールドの特徴でもある〝悪意〟の正体まで……。テレビ界、最注目プロデューサーがその「手のうち」を余すことなく語った、ファンならずとも必読の一冊!
「本当に好きなことでしかその人の最大のパワーは出ないし、本当にやりたいことで突破していかなければ、そこに未来はありません」。

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2017年2月5日日曜日

【読書感想文】池上 彰 『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」』

池上 彰
『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」』

内容紹介 (Amazonより)
敗戦から高度成長に至ったわけ、学校では教えない「日教組」、アベノミクスとバブルの教訓まで。池上彰教授のわかりやすい戦後史講義を実況中継!
歴史の授業ではなおざりにされがちな「日本の戦後史」ですが、社会に出るとこれほど「使える」分野はありません。そこで、池上彰教授の東工大講義シリーズ第2弾は、『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」』。平成生まれの学生たちに、日本が敗戦から不死鳥のように甦った道筋から、現在の問題を解くヒントを教えます。「アベノミクスはバブルから学べるか?」「政権交代の不思議な歴史」「学校では絶対に教えない『日教組』」など、ビジネスパーソンにも参考になることばかり。

池上彰さんが東工大の1年生に向けておこなった近代史の講義をまとめた本。

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2017年2月2日木曜日

脱肛コーデ

転職して初出社の日だってのにケツが痛い。

この痛みは知っている。

脱肛だ。
肛門が脱げると書いて脱肛。

なったことない人は知らないだろうけど、肛門ってのは着脱可能なのである。

ウェアラブル肛門。

軽やかに肛門を脱いだ装いが今の流行り!
脱肛コーデで春を先取りしちゃお☆


そんなファッショナブルな感じで脱げるんならいいんだけど、じっさいはもっと陰鬱なものだ。

なんせ、痛い。
座っても痛いし、歩いても振動で痛いし、力んでも痛いし、ケツにタイキックを食らっても痛い(あたりまえだ)。

さらにぼくは今、病み上がりで咳喘息というやつになっており、おまけに花粉症だ。
つまり、咳とくしゃみがひっきりなしに襲ってきて、そのたびにケツに力が入って悶絶する。


数年前にも脱肛になったが(そのときのいきさつはこちら)、何度目だろうと耐えられるようなもんじゃない。


そういや前に脱肛したときも、転職してすぐだった。
関係あるんだろうか。

新天地でがんばろうと意気ごんだら、肛門も新しい世界に飛び出したくなるんだろうか。

肛門だけはチャレンジ精神を持たず、体内に定年まで勤めあげてもらいたいものだ。


2017年2月1日水曜日

【読書感想文】 前川 ヤスタカ 『勉強できる子 卑屈化社会』

前川 ヤスタカ 『勉強できる子 卑屈化社会』

内容紹介(Amazonより)
勉強できて、すみません――なぜか「勉強できる子」に冷たい国、ニッポン。
ツイッターで大反響を受けた投稿「勉強できた子あるある」を発端に、教育史やメディア史を縦横無尽に
ひもときながら、日本のゆがんだ“逆学歴差別"の実態を分析。
国の将来を担うはずの「勉強できる子」たちが生きづらさを抱え続ける現状に、真っ向から警鐘を鳴らす!
巻末に著者と能町みね子との対談を収録。

ああ、学生時代にこの本を読みたかったなあ……。
大人になると忘れてしまう、子どものころに感じていた理不尽を丁寧にすくいあげた本です。

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