「えーなんでー? 梅ぼしおいしいじゃーん」
「あの酸っぱいのが苦手で……」
「えーその酸っぱいのがいいんじゃなーい!」
みたいなことを言ってくるおバカさんがいる。
ぼくにしたらおいしくないから嫌いなのだし、誰がおいしいと感じたとしても、ぼくも同じように感じるとはかぎらない。
ヤスパースはこの「梅ぼしおいしいじゃーん」状態を指して「限界性自我意識の障害」と称した。
自我の限界性(外界や他人に対する自我の意識)に障害が生じているために、自己を外界と同一視しているわけだ。
ちなみに「おれは神になった」という宗教的境地も限界性自我意識の障害に属するらしい。
結論:梅ぼしが好きなやつは自分を神だと思っている
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