読書感想文とエッセイとほら話
2024年4月30日火曜日
小ネタ14
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本の価値 本の価値はいろいろあるけど、最大のものは「ずっと未来に物語や思想を残せる」ってことじゃないかな。テレビや映画や音楽はその点で弱い。千年前のものがいまだに鑑賞されているのって本ぐらいだろう。絵画も賞味期限は長いが、複製や保存がかんたんではない。本はその点でも優れている。...
2024年4月26日金曜日
小ネタ13
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馬鹿の故事 秦の政治家が鹿を馬だと言い張り、部下たちに「これは馬だな」と訊いた。彼を恐れた部下は「鹿です」と答えた。正直に「馬です」と答えた部下もいたが、その部下たちは殺された。 ……という逸話から「馬鹿」という言葉が生まれたという説がある。 なかなかよくできたエピソードだ...
2024年4月25日木曜日
小ネタ20
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ウソ豆知識 大阪には喜連瓜破(きれうりわり)という地名があるが、この地名の成り立ちは喜連+瓜破ではなく、喜+連瓜破(き+れうりわり)である。 すずめの戸締り 『すずめの戸締まり』を観た。地上波放送で無料で観たのであんまりえらそうに言える立場じゃないけど……。 家族での視聴だっ...
【読書感想文】渡辺 佑基 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 / マグロはそこまで速く泳がない
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ペンギンが教えてくれた物理のはなし 渡辺 佑基 内容(e-honより) ペンギン、アザラシ、クジラにサメにアホウドリ…大自然を生き、その生態が多くの謎に包まれた野生動物たち。彼らに直接記録機器を取り付ける「バイオ(bio=生物)+ロギング(logging=記録)」によ...
2024年4月23日火曜日
【読書感想文】三井 誠『人は科学が苦手 ~アメリカ「科学不信」の現場から~』 / 宗教と科学が共存しない国
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人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から 三井 誠 内容(e-honより) 子どものころから科学が好きだった著者は、新聞社の科学記者として科学を伝える仕事をしてきた。そして二〇一五年、科学の新たな地平を切り開いてきたアメリカで、特派員として心躍る科学取材を始...
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