2024年4月25日木曜日

小ネタ20

ウソ豆知識

 大阪には喜連瓜破(きれうりわり)という地名があるが、この地名の成り立ちは喜連+瓜破ではなく、喜+連瓜破(き+れうりわり)である。


すずめの戸締り

『すずめの戸締まり』を観た。地上波放送で無料で観たのであんまりえらそうに言える立場じゃないけど……。

 家族での視聴だったので最後まで観たけど、ひとりだったら途中で止めていたな。細かいところが雑なんだもん。

 地震を引き起こす存在がいるとか、それを鎮める力を持った人がいるとか、人が椅子に変えられるとかは、べつにいい。そういう設定だから。

 でも「ふくらはぎぐらいの深さがある水たまりに、主人公の女子高生が靴も靴下も脱がずにいきなり入っていく」「椅子に変えられた男が、物理法則を無視して空間を自由自在に飛び回れるようになる」「男の友人の器が琵琶湖より広く、車が事故って壊れても笑って許す」とかは雑すぎて許せない。

「そうしないと制作者がおもう方向にストーリーを持っていけないから」以上の理由がないんだよなあ。

 実際にあった東日本大震災を扱った映画でその雑さはないんじゃない?


対義語

「冷たい」の反対は「厚い」ではなく「熱い」だが、「冷遇」の反対は「熱遇」ではなく「厚遇」だ。

「厚顔」はあつかましいという意味だ。その反対の意味の漢字を使って「薄顔」という熟語を作ってみる。「薄顔」という字を見て「ひかえめ、謙虚」という意味だとおもう人はいないだろう。ほとんどの人は「薄情そうな顔」あるいは「単純に薄い顔(特徴のない顔)」という意味だと推測するんじゃなかろうか。

 顔は厚くても薄くてもいけないらしい。



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