読書感想文とエッセイとほら話
2024年3月22日金曜日
【読書感想文】ポール・A・オフィット『禍いの科学 正義が愚行に変わるとき』 / 科学と宗教は紙一重
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禍いの科学 正義が愚行に変わるとき ポール・A・オフィット(著) 関谷冬華(訳) 内容(e-honより) 科学の革新は常に進歩を意味するわけではない。パンドラが伝説の箱を開けたときに放たれた凶悪な禍いのように、時に致命的な害悪をもたらすこともあるのだ。科学者であり...
2024年3月19日火曜日
【読書感想文】佐々木 実『竹中平蔵 市場と権力 ~「改革」に憑かれた経済学者の肖像~』 / ホラーよりおそろしい
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竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 佐々木 実 内容(e-honより) この国を超格差社会に変えてしまったのはこの男だった!経済学者、国会議員、企業経営者の顔を使い分け、「日本の構造改革」を20年にわたり推し進めてきた“剛腕”竹中平蔵。猛烈な野...
2024年3月13日水曜日
R-1グランプリ2024の感想
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R-1グランプリ2024の感想。 真輝志 (入学初日) おもしろかった。個人的には優勝でもいいぐらい。 青春アニメの第一話のような導入から、ナレーションによって微妙な未来を提示される。そのくりかえしから、執拗な軟式ラグビー部、女子生徒、英語、天の声が壊れる、女子生徒の人生との...
2024年3月8日金曜日
【読書感想文】藤原 辰史『給食の歴史』 / 今も昔もとんちんかん議員はいる
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給食の歴史 藤原 辰史 内容(e-honより) 学校で毎日のように口にしてきた給食。楽しかった人も、苦痛の時間だった人もいるはず。子どもの味覚に対する権力行使ともいえる側面と、未来へ命をつなぎ新しい教育を模索する側面。給食は、明暗が交錯する「舞台」である。貧困、災害、...
2024年3月7日木曜日
【読書感想文】奥田 英朗『コロナと潜水服』 / 本だからこそかける偏見
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コロナと潜水服 奥田 英朗 内容(e-honより) 早期退職を拒み、工場の警備員へと異動させられた家電メーカーの中高年社員たち。そこにはなぜかボクシング用品が揃っていた―。(「ファイトクラブ」)五歳の息子には、新型コロナウイルスを感知する能力があるらしい。我が子を信...
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