読書感想文とエッセイとほら話
2018年3月4日日曜日
あなたが私によこしたもの
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高校生のとき、好きだった女の子に無印良品のバッグをあげたことがある。ぜんぜんかわいくないやつ。アタッシュケースみたいなシンプルなデザイン。ビジネスシーンで使えるぐらい不愛想なやつ。 しかも、そこそこ仲は良かったが付きあってたわけでもないのに。 高校生にしてはそこそ...
2018年3月3日土曜日
本を嫌いにさせるフェア
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書店で働いてるとき、読書感想文のシーズンになるとふだん本を読まなさそうな子ほど漱石とか太宰とか難解な本を買いに来ていた。 レジで太宰を手渡しながら、あーあ、この子たち余計に本嫌いになるんだろうなーと思ってた。 あれは夏の文庫百冊フェアとかやってる出版社にも責任があると思う...
2018年3月2日金曜日
お誕生日会という風習
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小学校低学年のとき、"お誕生日会"という風習があった。 ある日、同級生から招待状を渡される。「お誕生日会をやるから来てね」 赤紙と一緒で、招待状をもらったら欠席は許されない。手ぶらでの参加も許されない。 誕生日プレゼントを持って誕生日の子の家に行...
2018年3月1日木曜日
【読書感想】アンソニー・プラトカニス他『プロパガンダ 広告・政治宣伝のからくりを見抜く』
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プロパガンダ 広告・政治宣伝のからくりを見抜く アンソニー・プラトカニス エリオット・アロンソン 内容(e-honより) 現代に生きる私たちは、大衆操作の企てや集団規模の説得の標的となっている。それらの圧倒的なパワーは、私たちの日々の買い物や選挙での投票...
2018年2月28日水曜日
【読書感想】桂 米朝『上方落語 桂米朝コレクション〈三〉 愛憎模様』
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『上方落語 桂米朝コレクション〈三〉 愛憎模様』 桂 米朝 内容(e-honより) 人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。第三巻は、「愛憎模様」。渦巻く愛蔵、とまらぬ色気。人間というものの濃さ、面白さが炸裂する。けれどもそこは落語、時代に練られて生き残ってきたか...
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