読書感想文とエッセイとほら話
2017年11月16日木曜日
1970年頃の人々の不安/手塚 治虫『空気の底』【読書感想】
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『空気の底』 手塚 治虫 【目次】 ジョーを訪ねた男 野郎と断崖 グランドメサの決闘 うろこが崎 夜の声 そこに穴があった カメレオン 猫の血 わが谷は未知なりき 暗い窓の女 カタストロフ・イン・ザ・ダーク 電話 ロバンナよ ふたりは...
2017年11月15日水曜日
ヴァカンス・イン・桂林
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今までいちばん贅沢な時間を過ごしたのはいつだろうと考えてみると、十数年前に中国・桂林で過ごした日々に思いあたる。 学生の貧乏旅行で友人ふたりと中国をまわり、中国南部の桂林という田舎町に数日滞在して、鉄道でベトナムに渡る予定だった。 ところがハプニングがありチケットが取れず...
2017年11月14日火曜日
行司にスカウトされた男/三十六代 木村庄之助『大相撲 行司さんのちょっといい話』【読書感想】
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『大相撲 行司さんのちょっといい話』 三十六代 木村庄之助 内容(e-honより) 大相撲生活49年!その正確な裁きと美しい所作から名行司と称され行司の最高位「木村庄之助」を襲名。その後、惜しまれつつ引退した著者がコッソリ明かす、土俵のウラ話エッと驚き、フムフ...
2017年11月13日月曜日
冤罪は必ず起こる/曽根 圭介『図地反転』【読者感想】
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『図地反転』 曽根 圭介 内容(e-honより) 総力を挙げた地取り捜査で集められた膨大な情報。そのなかから、浮かび上がった一人の男。目撃証言、前歴、異様な言動。すべての要素が、あいつをクロだと示している。捜査員たちは「最後の決め手」を欲していた―。図地反転図...
2017年11月12日日曜日
おっさんにも人権を
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痛ましい事件があったときにニュースで流れる「被害者の善良っぷり」がイヤだ。 小学校の同級生とかに「小さい子の面倒をよく見る優しい子だった」とか「美容師になりたいという夢を持っていた」とか語らせるアレ。 それで事件の残酷性や理不尽さを伝えたいんだろうけど、じゃあなにかい夢...
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