読書感想文とエッセイとほら話
2017年4月25日火曜日
記憶の捏造
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新社会人の子が入社してきて、 朝は「おはようございます!」 帰るときは「おつかれさまでした!」 って、違う部署のぼくにまで深々と頭下げてあいさつをする。 たいへんさわやかだ。 ああ若いなあ、ぼくにもあんな時代があったなあ。 って思ってたんだけど、よく考えたらぼ...
2017年4月21日金曜日
「ねえ、過ちをおかして」
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3歳の娘は「まちがえた」という遊びが大好きだ。 しょっちゅう「おとうちゃん、まちがえてー」と言ってくる。 そして、ぼくはわざとまちがえる。 とはいえ、覚醒剤に手を出したり不倫をしたりするわけではない。 そういう人の道をまちがえるやつじゃなくて、もっと単純な「まちがい」...
2017年4月20日木曜日
自分の人生の主役じゃなくなるということ
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いちばん影響を与えた本 人生に影響を与えた本はいっぱいあるけれど、あえて1冊選ぶなら、 リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』 を挙げたい。 二十歳くらいのときに『利己的な遺伝子』を読んで、それまで学校教育やテレビで押しつけられてきた「努力」だとか「優しさ」...
2017年4月19日水曜日
【読書感想文】 小林 直樹 『だから数字にダマされる』
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小林 直樹 『だから数字にダマされる』 内容紹介(Amazonより) 「最近の若い人は内向き志向で海外旅行に興味がない」――。これ、ウソです。統計調査やアンケートの結果は、そのまま受け止めると実態とズレが生じてしまいます。 日本からの海外渡航者に占める20代の比率...
2017年4月17日月曜日
未開人の前ででかい顔する話
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自動車とか炊飯器とか電子レンジとか冷蔵庫とかデジカメとかタブレットとか、今の時代の文明の利器を大量に持って明治時代に行く(電力やガソリンは使えるものとする)。 その時代の人が困っていたら、自分が発明したわけでもないのに 「しょうがねえなあ。今回だけだぞ」 と偉そう...
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