読書感想文とエッセイとほら話
2022年6月30日木曜日
【読書感想文】奥田 英朗『ガール』 / 2003年ってこんなに古くさかったっけ
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ガール 奥田 英朗 内容(e-honより) わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込...
2022年6月29日水曜日
若い人に薦めたい名著百冊
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そんなものはない! いや、ほんとはあるけど、「若いうちにこれだけは読んどいたほうがいいよ」と言ってもうっとうしがられるだけだから言わない! 読書にかぎらず音楽でもアニメでも映画でも、年寄りの「若いうちにこれだけは抑えとけ」は聞く価値なし。 だいたい、そういうやつが挙げるもの...
2022年6月28日火曜日
未来から来た子ども
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三歳の次女。 時間の概念がよくわかっていない。まあこの年頃の子はそんなもんだ。 未来のことはどんなに先でも「明日」だし、過去のことは半年前であっても「昨日」だ。またお昼寝の前のことも「昨日」になる。〝寝た後〟の出来事がすべて「明日」で、〝起きる前〟が昨日になるようだ。 た...
2022年6月27日月曜日
【読書感想文】『ズッコケ三人組の大運動会』『ズッコケ三人組のミステリーツアー』『ズッコケ三人組と学校の怪談』
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中年にとってはなつかしいズッコケ三人組シリーズを今さら読んだ感想を書くシリーズ第十弾。 今回は27・29・30作目の感想。 ちなみにぼくが小学生のときに読んだのは26作目の『ズッコケ三人組対怪盗X』までで、今作以降はすべて大人になってはじめて読む作品だ。 『ズッコケ三人...
2022年6月24日金曜日
【読書感想文】小野寺 史宜『ひと』 / はなさかじいさん系おとぎ話
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ひと 小野寺 史宜 内容(e-honより) 女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が急死した。僕、柏木聖輔は二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の惣菜屋で、最後に残った五十円...
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