犬犬工作所

読書感想文とエッセイとほら話

2018年3月31日土曜日

赤川次郎という作家の評価について

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2018年の今、赤川次郎という作家の評価について書いてみる。 若者向けミステリーの旗手であり、長者番付作家部門の常連であり、『三毛猫ホームズ』シリーズや『セーラー服と機関銃』などメディアタイアップ作品は多数で、全盛期には年間十冊以上のペースで新刊を出していた……。 と...
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2018年3月30日金曜日

すばらしきかなトイレの鍵のデザイン

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「トイレの鍵がかかっているときは赤く、そうでないときは青くなる」というデザイン、よく考えたらこれは大発明だ。 あれのおかげで中にいる人は心安らかに過ごせるし、せっぱつまっている人は数秒を無駄にすることなく空いている個室に駆け込める。 開発者にはノーベル平和賞を。 —...
2018年3月29日木曜日

腕がもげても

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「三田村。交代だ」  「監督! 大丈夫です、まだ投げられます!」 「いいや、おまえの腕はもう限界だ。監督命令だ。マウンドを譲れ」  「お願いします、投げさせてください!」 「おまえが誰よりも努力してきたことは、おれがいちばんよく知っている。だが、おまえの野球人生は...
2018年3月28日水曜日

本当の怪物は我々人間のほうかもしれませんね

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「やっかいな事件だったが、ひとまずオオアリクイたちは退治した。これで一件落着だな」  「はい。ただ……」 「ただ……?」  「もしかすると、本当の怪物は我々人間のほうかもしれませんね」 「……」  「……」 「……というと?」  「え?」 「いや...
2018年3月27日火曜日

人生の早期リタイア制度

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会社の早期退職制度のように、人生においても早期リタイア制度を導入したらどうだろう。 早めに退職した人が多めに退職金をもらえるように、 早めに安楽死をした人の遺族(または当人が受取人に指定した人や機関)にお金を支給するのだ。 早めに死んでくれれば年金、医療費その他公的サ...
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