2015年7月6日月曜日

ネガポジの関係

 ポジティブな人って
「おれができたんだからみんなできるはず!」
って思っててすごく傲岸よね。

 ネガティブな人って
「周りはみんな悩みなんてないのにわたしだけがこんなに悩み苦しんでいる……」
って思ってて、それもまた傲岸よね。

「自分は他とは違う特別な存在」って思ってるという点では、ネガティブな人のほうがポジティブかもしれないよね?

2015年7月5日日曜日

仲良しについての回想

小学校では「みんなと仲良くする」ことを求められて、
中学校では「悪い子とは仲良くしない」ことを求められた。
高校でやっと「人間、合う合わないがあるから、好きなやつとだけ仲良くすればいい」って感じになって生きやすくなったなあ。

2015年7月3日金曜日

キングオブ飲み物

お茶を飲み飽きて、でものどがかわいたから何か飲みたいなと思った。

コーヒーはおなかこわすし、炭酸は嫌いだし、甘い飲み物は口の中がべたべたするし、高い飲み物は買いたくないし、なんかちょうどいい飲み物ってないもんだなー。

って思ってたら。

そうか、水か!
こういうときのために水ってあったのか!
水いいよ、まじおすすめ。
知らなかったみんなも使ってみて! 水!

2015年7月2日木曜日

続・わがまま靴下

こないだ「もう三十年も生きているのに、まだ靴下がうまくはけない。三十年もあれば普通の人ならトランペットだってうまく吹けるようになるはずなのに」と書いた。→ これ

するとたまたま次の日に、「トランペットを吹ける」という人と出会った。しかもぼくと同い年である。
思わず彼の足元に目がいってしまう。
靴をはいているのではっきりとはわからないが、きちんと靴下をはいているようだ。

彼に質問してみた。
「あのう。つかぬことをおうかがいしますが、トランペットを演奏するときって靴下はどうしてるんですか」
 「えっ。どういうこと?」
「靴下をはいて演奏するんですよね」
 「え、ええ」
「演奏中に靴下がずれてきたりしませんか。かかとの位置がずれたり」
 「さあ。そんなこと気にしたことないですけど。でも気にならないってことはずれてないんでしょうね」
彼は怪訝そうな顔を浮かべながら、ぼくの唐突な質問に丁寧に答えてくれた。

すごい。
トランペットを吹ける上に、靴下もはきこなせるなんて。F難度の技をふたつも同時に!
ぼくが一輪車に乗ろうと悪戦苦闘している間に、彼は一輪車に乗りながらジャグリングをやってのけている。
ぼくと同じ年月しか生きていないのに、彼はもう靴下ステージの次のトランペットステージをもクリアしているのだ。

さらに驚愕することに彼は、靴下を上手にはきながらトランペットを吹けることをひけらかすことなく、
「そんなこと気にしたことない」などと謙遜してみせるのだ。
内心で誇りに思っていないはずはないのに。
なんて大人な対応なんだろう。
ぼくだったらひけらかす。ひけらかしたおす。
「楽器やってるんですね」と云ってもらいたいがために、意味もなくトランペットケースを持ち歩く。
いや、もうケースなんかに入れずに、これみよがしにトランペットを裸で持ち歩く。

はっ。
もしかして。
こういうところか。
こういうところが原因なのか。
この「ケースで覆い隠すもんか!」という気持ちが、靴下というケースで足を隠すことを拒絶し、無意識に靴下をちゃんとはくことを拒んでいるのか。

そうだったのか。
靴下をうまくはけない原因は深層心理にあったのか。
ということはつまり、トランペットをさりげなく持ち歩けるようになれば、靴下も上手にはけるようになるということになる。論理的に考えてそうなる。

靴下の次のステージがトランペットだと思っていたのに、トランペットのほうが先だったなんて!
だから靴下をちゃんとはける人たちよ、ぼくにおしえてくれ。
トランペットの吹き方を。

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わがままなあたしに似合う靴下を


2015年7月1日水曜日

わがままなあたしに似合う靴下を

靴下がうまくはけない。

靴下ってそんなに難解なものじゃないはずだ。
もう三十年近くはきつづけているのに、いまだに下手だ。
三十年っていったら、トランペットだって相当うまく吹けるようになるぐらいの歳月だ。

なのに。
歩いているうちに靴下のかかとの位置がずれる。ひどいときには、かかとが収まるべき部分が甲の上にきていたりする。

周囲の人を見渡してみると、靴下がうまくはけなくて悩んでいる顔をした人なんかひとりもいない。
みんな「靴下なんてヨユーっしょ?」みたいな顔をして歩いている。
足の通し方が悪いのか、足の形が悪いのか、靴が悪いのか、靴下が悪いのか、歩き方が悪いのか、あるいは地球の自転的なものが関係しているのか。

ちっとも靴下が上達しない。おまけにトランペットも。

もしぼくがプロ野球の四番打者だったら、一球ごとにタイムをかけてソックスの位置を修正しなければバッティングに集中できない。
これが、ぼくがプロ野球の四番打者にならなかった理由のひとつだ(この他にも99ほどの理由があるがこここでは省略する)。

いろんな靴下をはいてきたが、これなら大丈夫と思うものには出逢えない。
考えてみれば不思議である。
この三十年間で携帯電話はものすごく進化した。
なのに、靴下に関しては昭和時代からまったく変わっていない。
現代科学の粋を結集すれば、かかとの位置を感知して自動でずれを修正するスマートソックスなどすぐに作れそうなものなのに。

ぼくのわがままボディーにぴったり合う靴下の開発が待たれる。

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続・わがまま靴下