2016年10月24日月曜日

【エッセイ】てっきり的な話

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高校の同級生たちと飲む。
高校時代にひそかに思いを寄せていた女性に云われた衝撃の一言。

「久しぶりだねー。会うの、高校卒業以来だね」

え?

嘘でしょ?

うわーこれ冗談の顔じゃないわ……。

いやいやいやいや。
高校卒業してから10回以上は会ってるからね!


成人式でも会ったし。

同窓会でも会ったし。

何度か一緒に飲み会やったし。

そういや京都を案内してほしいって云われて南禅寺と銀閣に連れてったことあったし。

その後数人で朝まで飲んだし。

よく考えたら去年も友人の結婚式で会ってるし。


ぼくの基準に照らし合わせればこれってかなり親しくしてるほうだったと思うんだけど、それ全部忘れてる……!?


あれかな。
記憶的なものを喪失的なことしちゃった的な話かな?

うん、そうだよね。
そうゆう路線ね。

記憶回路にね、若干のトラブルがあるパターンね。
脳のシナプスとか海馬みたいなとこが大型連休とってる感じね。


はいはいはいおっけーおっけー。

そうだよね、でなきゃね、忘れるわけないよね。
10回以上会ってる人を。ぼくを。

あー、あせったー!
てっきりあれかと思ったわ。
ぼくに対しては何の関心も無いから覚える必要を感じなかったみたいなやつかと。てっきり。

あーっ、よかったー! ちがっててよかったー!


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