2015年8月7日金曜日

乾燥ヒトデブーム

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うちの近くの商店街。
大通りからは離れているので人通りは決して多くないが、ちょっとしたスーパーなんかもあるので地元の人はけっこう利用している。
その商店街の中に、表札屋がある。
家の表札を彫ってくれるお店だ。

このお店の存在が、ぼくには不思議でならない。
だってどう考えたって商売が成り立つわけがないんだもん。
表札なんてものは、一生に何度も買うものじゃない。
おまけに地元の人しか来ない商店街というのは最悪の立地だ(だってその地に長く住んでいる人はもう表札を持っているのだから)。
そんなわけで、案の定その表札屋に客がいるところを一度も見たことがない。
やる気だけはあるらしく、1月2日からもう営業していたのだが、もちろん正月から表札を買いにくる人はいない様子だった。

店主もさすがにこのままではまずいと感じたのだろう、店の片隅でべつの商売をはじめた。
火山石やヒトデの死骸や貝殻をどこからか仕入れてきて、一個二千円くらいの値を付けて売りだしたのだ。
ううむ。
表札と死んだヒトデ……。
謎の組み合わせだ。
共通点といえば、どちらも「せいをかいている(姓を書いている/生を欠いている)」ということぐらいしか考えられないが……。

なぜだか気になるこのお店。
とうぶん持ち家を購入する予定のないぼくにできることといえば、乾燥ヒトデブームが到来することを祈ることばかりだ。
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