2015年5月18日月曜日

4番打者という夢

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ぼくは小学生のとき、ちゃんとした野球チームに所属するわけでもなく、友だちと公園で野球をやっていただけなのに、
「プロ野球選手になって4番打者としてホームランをばんばん打って記録を作って……」
と無根拠に妄想していた。


 でも32歳になった今では現実を知っているから、
「まあぼくの非力さなら、せいぜい8番か9番打者だろうな」
と現実的に考えられるようになった。


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