2015年5月17日日曜日

オシャレなランチの店

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友人と飲んでいて、「オシャレなランチのお店」の話になった。

「あー。オシャレランチの店ね。三十代の女性ふたりでやってるような店で、豆を使ったカレーとかのオーガニック系メニューが中心で、入口に劇団やアート系のフライヤーが置いてあるような、そういう系のお店ね」

と云ったら、
「その言い方! おまえオシャレな感じの店をこばかにしてるやろ」
と笑われた。

いやいやそんなことないよオシャレだと思ってるよと否定したけど、
改めて自問してみたら、いややっぱり心底ではこばかに してる。

「こじゃれたもの」「かっこいいもの」を嗤ってしまうこの感覚。
わかってくれるだろうか?

裏にある「ほらこういうことしとけばみんなオシャレだと思うんでしょ?」という企みが透けて見えるから、こばかにしてしまうんだろうか。

「かっこよくしようとしているがゆえにかっこ悪い」というこの感覚に、何と名前をつければいいのだろう?
辞書の中にはちょうどいい日本語が見あたらない。

ぼくの中では
「かっちょいい」
「シャレオツ」
という言葉が、かっこよくないしオシャレでもないのでいちばんしっくりくる。

うん、アート系のフライヤーが置いてあるパスタ屋さんはシャレオツだな!

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