2015年5月14日木曜日

連絡先交換のタイミング

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もう10年以上も携帯電話を使っているが、いまだに「連絡先を交換するタイミングの正解」がわからない。

別れた後で「まあまあ仲良くなれたから番号聞いときゃよかったかな」と思ってしまう。
メールアドレスを聞かれて
「えっ。この人、この距離感でもう聞いてくるんだ」と当惑してしまう。
今後会うことはなさそうだなと思いながらも一応連絡先を交換しておいて、案の定その後一度も連絡をとれずにメモリを消すに消せなくなる。

ほくの情報リテラシーが足りないせいだろうか(リテラシーの意味知らんけど)。
できる大人の心の教科書には、正解が書いてあるのだろうか。

そういう点で、名刺交換というシステムは優れている。
ビジネスマン同士だと、会っていきなり名刺交換。
タイミングもへったくれもない。
連絡先を聞こうか聞くまいか思案する余地もない。

「悪用されないように」という【不信】を前提にしたシステムが大半の現代日本において、
「そんなに悪さはしないだろう」という【信頼】によって成り立っている名刺システムはひときわ輝きを放っているように見える。

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