2015年4月27日月曜日

命名にまつわるふしぎな話

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ちょっとふしぎな話。

姉がふたりめの子どもを妊娠したときのこと。
3歳の長女がはりきって「あたしが赤ちゃんの名前をつける!」と言いだした。
どうせ3歳児のつける名前だから『めろん』とか『ぷりん』程度だろう、と高をくくっていた姉夫婦だったが、長女が言ったのは「ふうかちゃんにする!」。

「あれ……。意外といい名前だね……。古くさくないし、かといって斬新すぎるわけでもないし、音もきれいだし……」となった。

ふしぎだったのは『ふうか』という名前がどこから来たのかわからないこと。
長女が通う保育園に『ふうか』という名前の子はおらず、知り合いにもいない。芸能人やアニメのキャラクターや絵本の登場人物でも聞いたことがない。
なぜ3歳の子が『ふうか』という的確な名前を思いついたのか、まったく謎なのだ。

信仰心のない姉夫婦でも、さすがにこれはなにかのお告げなのかもしれないと思い、名前は『ふうか』にしようということになった。
『風香』にしようか『楓華』にしようか、と具体的に話が進んだところで、おなかの赤ちゃんが男の子だと判明。


結局『ふうか』はお蔵入りとなった。
神秘的なようで、なかなか現実は、神秘的に事が進まないものだ。

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